愛と死の2007年10月08日

ハリー・クプファーさんの演出目当てでオペラ観てきました。
トリスタンとイゾルデです。
まず言いたいのは、皆さんべらぼうに上手いってこと。
歌も演奏もとにかく上手い!
ラッパが音はずさないし、
声が裏返ったりしないし、
舞台上でわざとくしゃみする馬鹿いないし、
観客にガラゴロ持ってる奴いないし...あー、もう、
列挙してたら自分が可哀想になってきた。

舞台装置も衣装もシンプルで
ヨーロピアンの歴史の重みを感じさせる素敵なものでした。
崩折れた天使の巨大なトルソが舞台の真ん中にあって
その羽根の上で芝居が展開されるのです。
2幕はほぼずっと2人がいちゃついてるだけなんですが
トルソの影から声だけ聞こえてくるところが
ものすごくエロチックでした。

あと、ものすごく長かったです。
3幕仕立てで1幕一時間半ずつ、休憩35分ずつ。
15時に始まって終わったの20:40でした!!
観てる方も疲れるけど出てる人はもっと疲れるよね。
メインの2人は殆どずっと舞台上で歌っているので
ものすごい体力だと思います。それであの歌声...すごい!

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